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「レフト・ビハインド」大作戦

更新日:1月5日

コテコテ関西弁トーク第7回 (2001年リバイバル新聞に連載)






今回は、「レフト‧ビハインド」のことについて書いてみたいと思うんや。


この小説、アメリカではほんまによう売れてるんやな。


第一巻の名前が「レフト‧ビハインド」、第二巻が「トリビュレーション‧フォース」と言うてな、今、第9巻まで出てて、シリーズ全体で1500万部も売れてるというから、超ベストセラーやで。


日本でも、今年の1月に翻訳出版されて、なんともう4刷目に入ったと聞いた。


日本でもよう売れてるとは、感謝なことや。





「なんであんたが『レフト‧ビハインド』のこと、そんなに言うねんや?」という人がいるかもしれへんな。


そんな人のために言うと、実は演歌牧師が翻訳させてもろうたんや。


読みやすい日本語にするのに苦労したけど、協力者の人たちがよう頑張ってええ仕事してくれたおかげやと感謝してるでえ。



ここだけの話、翻訳しててな、ある箇所は関西弁で翻訳したい誘惑に駆られたこともあるねん。たとえば、“No”は「あきまへん」とか“Why?”は「なんでやねん?」とかな。


ある人が質問してくれた。


「センセー、『レフト‧ビハインド』って、左側が後ろに行くということですか?そしたら、右側は前に行くんですか。体、バラバラですね」。


「ちゃう、ちゃう、ちゃいまんがな。『レフト‧ビハインド』は英語の熟語で『取り残される』と意味でんがな」と説明したけどな。




これは黙示録をテーマにした小説で、ある日、クリスチャンが引きあげられてノンクリスチャンが地上に取り残されるというところからストーリーが始まるねん。


それも、米国のシカゴからヨーロッパへ向かって飛んでるジャンボジェット機の中で突然、何人もの人たちが消えてしまうから、機内は大パニックや。


こら、えらいこっちゃで。


まあ、スリルとサスペンス、それにラブロマンスも織り込まれてる近未来サスペンス小説というわけやな。


そう言えば昔、「やめられない、とまらないカッパ○○○○」というお菓子のCMがあったの覚えてる?あれと似ててな、「レフト·ビハインド」も読み出したらやめられへんのや。


実際、読んだ人らは、口々にそう言うてるわな。


とにかく、面白いストーリーがテンポの速い映画を見てるようにパッパッと進んでいって、「次は一体どうなるんや!」と思わず手に汗を握るんや。


終末の出来事なんていうのは、未来のことやから実際、どうなるかようわからへん。


聖書もはっきりと言うてへんとこもいっぱいあるし。


そやから、いろんな神学的な解釈があるわけやな。演歌牧師もその昔、米国の神学校で勉強したとき、難儀したもんや。この点に関してはいろんないろんな意見が出てきて当然やと思うてる。


そやよって、批判やコメントは大歓迎やな。


その結果、終末に関してどんどんいろんな論議がされて、聖書を読む人が増えて、聖書の学びが深まればええのとちゃうか。




それともう一つ、大事なことは、一般の人たちがどんどん読んでくれたらええと思う。


出版社の営業の人たちも頑張らはって、一般書店にも置かれるようになったんやで。


「レフト·ビハインド」を読んで、教会へ行く人が出てきて、キリストを信じる人が出てきたらそれこそ、ハレルヤとちゃうの。



そこで、最後に演歌牧師の提案や。


本好きのノンクリスチャンの知り合いに「レフト·ビハインド」プレゼント大作戦というのはどないや?


トラクトは捨てる人がいるけど、「レフト·ビハインド」もろうたら捨てへんで。これ、伝道のための嬉しい投資とちゃう?






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